青汁が高血圧におすすめな４つの理由と注意点

静かに体を蝕む高血圧

高血圧が引き起こす大きな病気

健康診断などで「血圧が高いね」と言われても、薬を使った治療は最終手段です。

しばらくは、健康的な食生活で様子を見るようにと言われることがほとんどでしょう。

高血圧に効果的なミネラルが豊富なため、医者にもオススメされることが多いのが青汁です。ただし、青汁なら何を飲んでも効果が期待できるわけではありません。青汁の種類によって、栄養価は大きく違うため注意が必要です。

青汁が高血圧の対策にオススメな理由と青汁選びの落とし穴について、詳しく解説していきます。

高血圧の原因と対策

高血圧が続くと、血流がつまって病気につながる

「心筋梗塞」「心不全」「脳卒中」など死にもつながる大病を引き起こす高血圧。高血圧の原因には、運動不足、タバコ、アルコール、食生活の偏りなどがあげられます。

急な運動は却って血圧を高めますし、長年の生活習慣を変えるのも大変です。そこで、最も手軽に始められておすすめなのが青汁です。

青汁が高血圧に効果的でおすすめな理由

Check①塩分の摂り過ぎを解消して血圧を下げるカリウムが豊富

高血圧の原因として、最もよくある要因に塩分の摂り過ぎがあります。近年の日本の食事はどうしても塩分が多く、血圧を上げるキッカケになっています。食生活を変えていなくても加齢によって、高血圧になるケースはよくあります。

Check②副作用のリスクが少ない

血圧の値が極端な場合には、処方薬に頼る選択肢もあります。

しかし、血圧を下げる薬（降圧薬）の副作用には、「手足のむくみ」「かわいた咳」「不整脈」などが挙げられます。

参考：降圧薬の主な副作用|オンラインクリニック高血圧

青汁にはこのような副作用の心配がないのも、大きなメリットですね。

Check③野菜よりも手軽

１日に必要な栄養を毎日、野菜で摂るのはとても大変です。野菜をメニューに取り入れる手間に加えて、野菜の高騰による経済的な負担もあります。青汁を買うコストもありますが、コスパの高い青汁を選ぶと負担も少なく始めることができます。

Check④さまざまな健康効果が見込める

青汁にはカリウムの他にも、多くのビタミン・ミネラルをを摂ることができます。青汁１杯で多くの健康効果が期待できるのも大きなメリットです。個人差はありますが青汁を飲むことで、「疲れ解消」「快眠」「便秘予防」などの効果を実感できる人が多くいます。

効果的な青汁の飲み方

「寒さ」「冷え」とも関係が高い高血圧。冬の寒いときに飲むときは、青汁を温めて飲むのがオススメです。

高血圧を下げる青汁選びの注意点

「青汁はカリウムが豊富」と紹介しましたが、すべての青汁にカリウムが豊富なわけではありません。

最近は飲みやすい青汁が増えてきましたが、味を重視するあまり、栄養価が低い青汁もたくさんあります。

特に次のポイントを重視して選ぶようにすることが大切です。

青汁選びで大切なポイント

国産の青汁を選ぶ
無添加で安全な青汁を選ぶ
栄養価（特にカリウム）の高い青汁を選ぶ
飲みやすい青汁を選ぶ

国産の青汁を選ぶ

ドラッグストアやスーパーの安い青汁には、中国産の原料を使用している青汁もあります。中国産=悪いとは言えませんが、毎日飲むものなので、安心な国産青汁を選ぶようにしましょう。

無添加の青汁を選ぶ

国産と同様、余計な添加物が入っていないことも大切です。添加物には見た目や風味を良くするために、「色素」「香料」「甘味料」などが使われている青汁はかなり多くあります。「おいしい青汁を飲んでみたい」という目的であれば悪くありませんが、高血圧対策に飲む青汁としては、無添加な青汁を選ぶことをおすすめします。