ホットで青汁を飲むデメリット・メリットやホットに適した青汁などを紹介していきます。
目次
青汁をホットで飲むデメリットと解決策
高温でビタミンや酵素が失われる?
青汁の最大の特徴である栄養価の高さ。しかし、青汁を温めるとその栄養が失われるリスクがあります。
「ビタミンは熱に弱い」という話は聞いたことがないでしょうか?
すべての栄養素が熱に弱い性質があるわけではありませんが、中でもビタミンB1、ビタミンC、SOD酵素は加熱で失われやすい栄養成分です。いずれも青汁に豊富で、疲労や肌荒れ、抗酸化作用などに有効な栄養素なので、損失は避けたいものです。
熱々ホットでなく、電子レンジがおすすめ!
栄養が失われる温度や時間は、栄養成分によって異なります。酵素は48℃以上の高温で、ほとんど死滅すると言われています。
40℃くらいまでのお風呂のお湯程度であれば、栄養成分を失うリスクも少なく飲むことができるでしょう。
沸騰させた熱々のお湯で飲んでしまうと、失われてしまう栄養があるため、ぬるま湯程度の温度で飲むといいです。
私の場合、電子レンジでぬるま湯にして飲んでいます。機種によって時間は違うでしょうが、我が家のレンジでは100mlのお湯を、40秒ほどで適温になります。やけどする心配もなく、すぐに飲めるので栄養面だけでなくちょうど良いと思っています。
味が不味くなる青汁
青汁を温めて飲むデメリットに、味の変化もあげられます。
温かいと甘さを強く感じるようになります。これは青汁に限らず、人間の味覚の特性です。
一般的に、青汁は冷水で飲んだときに一番美味しくなるように調整されています。
よって、ホットで飲むと甘味が強くなって少しバランスがおかしいと感じる青汁があります。
ヤクルト 青汁のめぐり
Amazonでは高評価で、価格も安いヤクルトの青汁。
ホットで飲むとやっぱり甘味が強くなるのですが、ちょっと不自然な甘さに感じてしまいます。大麦若葉とは思えない青臭さが増幅して感じられたのも苦手でした。元々冷水でも得意でない味でしたが、さらに飲みづらく感じました。
やはり、メーカーがホットで飲むことを想定していないように感じました。
ホット青汁のメリット
温活ダイエット
最近流行りの温活ダイエットでは、
「ホットな飲み物を飲む」という方法があります。
身体を温めて、体温を上げると代謝が上がるため、脂肪燃焼効果が上がるという手法です。
ホットな飲み物を青汁にすることで、温活ダイエットを実践することができます。
冷え対策で生理痛を緩和
夏より冬の方が生理痛が重く感じる人が多いと言いますが、原因は「冷え」にあります。
生理痛の根本的な原因であるPG(プロスタグランジン)というホルモン様物質です。PGが全身の血管を収縮させて子宮を収縮させて生理を起こします。
しかし、身体が冷えて血行が悪くなっていると酸素と栄養素不足で子宮の機能が低下してしまっているので経血をスムーズに体外に排出できなくなります。
すると体のほうはより子宮を収縮させて経血を排出させようとするのでPGの分泌量が多くなります。PGが増えるほど生理痛はひどくなってしいます。PGの分泌量が増やしてしまう原因には血行不良があり、血行不良を引き起こすのが「冷え」です。
ホットな青汁で体を温めて栄養をとると、生理痛が軽くなる人がいるのはこのためだと考えられます。
ホットでも美味しく飲めるおすすめの青汁
ダイエットや便秘対策に人気な「オーガニックフルーツ青汁」
フルーツ青汁としてはとても珍しく人工甘味料が使われていません。ホットを前提に開発されているので、フルーツの甘味だけでも十分美味しく飲むことができると人気です。甘味料を使っていないので、低糖質・低カロリーも魅力です。
生理痛がつらい人に「めぐりごこち 楽・月・花」
青汁原料の明日葉の他にも、ポカポカ素材が7個入って体を芯から温めてくれます。まさにホットに適した青汁といえます。