

最近はメーカーも商品開発に力をいれることで、飲みやすくて、美味しい青汁も出てきました。
そうはいっても、商品によって味や飲みやすさにはかなり違いがあります。

原料だけでは分からない粉っぽくて、苦い青汁もある

目次
おいしい青汁3つの条件とは?

- おいしさ:苦味がなくて、クセのない味
- 飲みやすさ:粉っぽくなく、喉ごしが良い
- 香り:飲む前や飲んだ後に青臭さがしない
青汁は味と効果のバランスを取るのがとても難しく、3つがそろった青汁は希少です。
栄養価を重視した成分(原料)を使うと、青臭くなったり苦味が出てしまうのです。
成分だけで、味は分からない
成分で味の予想はつきますが、実際に飲んでみないと分からない部分もあります。例えば、同じケールでも品種、栽培方法によって味が変わります。製造方法で粉の細かさが変わるため、粉っぽさ(水に溶けやすいか)にも違いがでてくるのです。
飲みやすくておいしい青汁ランキング TOP3

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ファンケル1食分のケール青汁 | ホコニコのこだわり酵素青汁 | リッチグリーン |
最安価格 | 780円 | 1,600円 | 1,980円 |
---|---|---|---|
内容量 | 20日分 | 30日分 | 30日分 |
1杯あたり価格 | 39円 | 53円 | 66円 |
主な原料 | 国産ケール | 4種類の青葉と麹由来の酵素 | 大麦若葉 |
人気理由 | 野菜不足解消 | 酵素ダイエット | 美容、肌ツヤ |
飲みやすさ | 5点 | 5点 | 5点 |
おいしさ | 5点 | 5点 | 4.5点 |
香り | 5点 | 5点 | 4点 |
価格評価 | 5点 | 4点 | 4.5点 |
総合評価 | 20点 | 19点 | 18点 |
ファンケル 1食分のケール青汁

独自製法とミネラル農法で育てたケールは、他社と比べて、青臭さ、粉っぽさがないので、本当に飲みやすいんです。累計4億杯超えの売り上げは、多くの人から好かれている証ですね。
栄養価の高い野菜の王様ケールがふんだんに使われているので、野菜不足にも最適です。
通販限定の780円はコスパも抜群。今ならキャンペーン中で10日分がプラスされた20日分でお試しにちょうど良い分量ですね。
健康・コスメで実績のあるファンケルが化学農薬を未使用でつくってるので安全・安心。返品にも無期限に対応してくれるので、初めての人にもおすすめです。
実際に飲んだ感想

最安価格 | 1杯あたり価格 | 特典 |
780円 | 39円 | 返金保証あり |
内容量 | 主な原料 | 人気理由 |
20日分 | 国産ケール | 野菜不足解消 |
ホコニコのこだわり酵素青汁

139種類の植物発酵エキスと4種類の人気青汁原料を絶妙なバランスで配合。飲みやすさの大麦若葉と栄養価の高いケールなどが上手くブレンドされています。
「クセがない青汁」と紹介される青汁の中には、ただ薄いだけの青汁も多くあります。スーパーで売ってる青汁とは1ランク違うことがわかると思います。
実際に飲んだ感想

オリゴ糖や黒糖入りで、ほんのりした甘さもあるので、青汁初心者にもおすすめの飲みやすい青汁です。フルーツ青汁ほど甘くもなく、舌触りの柔らかいまろやかで上品な味わいは、一度試してみる価値があります。
最安価格 | 1杯あたり価格 | 特典 |
1,600円 | 53円 | なし |
内容量 | 主な原料 | 人気理由 |
30日分 | 4種類の青葉となま酵素 | 酵素ダイエット |
リッチグリーン
今では珍しくない国産大麦若葉ですが、初めて大麦若葉青汁を作ったメーカーで、「赤神力」という独自品種が使われています。特に注目すべき栄養素のSOD酵素が、コラーゲンを生み出す身体づくりをサポートしてくれるので、「肌ツヤが良くなった」と口コミでも人気の青汁です。
SOD酵素の値は10200unitと非常に高く、他社の大麦若葉の5〜10倍になります。
家族が飲んだ感想

最安価格 | 1杯あたり価格 | 特典 |
1,990円 | 66円 | シェイカー付き |
内容量 | 主な原料 | 人気理由 |
30日分 | 大麦若葉 | 美容、肌ツヤ |
甘くておいしい青汁ランキング
ゴクリッチ

ゴクリッチは2017年に発売された新世代のフルーツ青汁。今までのフルーツ青汁と違って、サイリウムハスク、グルコマンナンといったお腹満腹成分が特徴です。
お腹の中でふくらむので、自然にお腹いっぱいに。自分の意志だけで食事を減らせられない人にぴったりです。名前に偽りなしの本当にすごく美味しい青汁です。初回780円で注文できて、いつでも解約OK。ダイエット効果を感じられれば、いつでも解約できます。
実際に飲んだ感想

参考「ゴクリッチ」を飲んだ感想!口コミで評判のダイエット効果
「ゴクリッチ」はこんな人にオススメ!
- ついつい食事をとりすぎて、太ってしまう人
- おいしい青汁で自然に痩せたい人
森永製菓のおいしい青汁

「おっとっと」や「森永ココア」など多くのお菓子や飲み物を販売している森永製菓。実は青汁の販売メーカーは小さい企業が多いですが、森永製菓は大手ならではの安心感と商品開発にかけるコストがケタ外れています。
機能性食品なので、「脂肪をおさえる」「糖の吸収をおさえる」といった肥満対策から「おなかの調子をととのえる」効果も期待できる青汁です。
粉っぽい青汁が苦手な人、粉を水に溶かして作るのが面倒な人におすすめです。
実際に飲んだ感想

フルーツ青汁のもっと詳しい比較が見たい人は、こちらも参考にしてみて下さい。
おいしい青汁選びのQ&AⅠ:「青汁の味は、どうしてそんなに違うの?」
青汁の味は、大きく3つの要素によって、異なってきます。
- 野菜の違い
- 品種の違い
- 製造方法の違い
- その他の原料(甘味料など)の違い
それぞれ詳しく解説していきます。
使われる野菜(植物)の違い
青汁の味は青汁を作るときに使われる原料、野菜によって大きく違ってきます。
ケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉などが定番です。これらの野菜が単体で作られることもあれば、ブレンドされることもあります。最近の青汁はブレンドされることが多い傾向にあります。
ケールは古くから青汁に使われる青野菜で、苦い・マズイ・臭いのイメージを作った張本人です。そこで、近年はまずい青汁のイメージを脱するべく、大麦若葉を始めとしたクセのない野菜が使われれ始めるようになりました。
品種の違い
仮に同じ種類の野菜を使っていても味がまったく同じとは限りません。トマトとフルーツトマトではまるで甘さが違うのと同じで、例えば同じケールでも品種によって味が違ってくるのです。ただし、世界を見渡すとブラックケールなどそれこそ何十種類にもおよぶ種類がありますが、実際に青汁向けの品種となると種類が限られてきます。また、残念ながら販売されている青汁の品種まで公開されていません。よって、実際に飲んでみないことには味が分からない部分もあります。
製造方法による味の違い
青汁は粉末青汁が主流ですが、粉末の作り方にはメーカーによって違いがあります。
葉っぱを絞ってエキスだけを抽出した「エキス末」、葉っぱごと乾燥させて粉砕した「◯◯末」の2種類があります。原料を見ると見分けることができるケースもあります。葉っぱごと乾燥させた粉末は、苦味成分も一緒に抽出されるので苦くなりますが、栄養価は高くなるといった傾向があります。
甘味料など原料の違い
青汁には青野菜だけを使ったシンプルなものから、様々な成分を配合した青汁まで様々です。美味しい青汁を開発するために野菜以外の原料が使われることもあります。「フルーツ青汁」にはフルーツのエキスが入っているのはもちろん、「甘味料」を加えることでジュースのように飲みやすくなっているのです。
「甘味料」と聞くと悪いイメージを持つ人がいるかもしれませんが、適量を摂取する分には安全です。また、砂糖に比べてカロリーも少ないなどの長所があります。
ただし、フルーツ青汁の中には、甘味料が大半を占めていて、青野菜がおまけ程度になっている青汁もあるため、注意が必要です。
おいしい青汁選びのQ&AⅡ:「粉っぽい青汁と粉っぽくない青汁の違いは?」
いくら青汁の味が美味しくても、粉っぽいと台無しです。
青汁の粉っぽさを決める要素は、主に次の3点です。
- 粉の細かさ
- 原材料の違い
- 使用する部位の違い
粉末の細かさ
青汁の粉末は通常、葉っぱを乾燥させて、製造工場によって細かく粉砕して作ります。
作られた粉末の細かさが製造会社の製法によって、大きく違ってきます。粉末の細かさを売りにした加工、製法には次のような種類があります。
- 微粉砕加工
- マイクロパウダー製法
粉末を目でみても違いは分かりにくいですが、水に溶かしてみるとまるで違うことがわかります。通常は細かい粉末の方が、水に溶けやすいのですが、「造粒」という過程によって、あえて粒を大きくすることで溶けやすくなるケースもあります。
また、粉が細かすぎると、ちょっと息を吹きかけただけで「ぶわっ」と粉が舞い上がりやすいデメリットがあります。
原材料の違い
青汁の裏面には「原材料」の項目があります。ここには「ケール」「大麦若葉」などの青野菜の他に成分が添加されている場合、記載があります。粉末が水と混ざりやすくする成分では「デキストリン」が有名です。
青野菜以外の成分が入っていると、安全性に問題があるように思われる人がいるかもしれません。ですが、デキストリンが入った粉末青汁はとても水に溶けやすく、飲みやすい青汁になるのも事実です。
ところが問題は、デキストリンなど栄養とは関係のない成分が粉末に含まれると、その分青野菜の分量が減ってしまうことです。
例えば、ケールや大麦若葉などだけで作られた青汁が3gの場合、栄養価は3g分になります。
一方、デキストリンが仮に0.5g入っていると、栄養価が含まれるのは2.5g分ということになってしまいます。成分を混ぜた場合には、全体の粉末量を増やしてくれれば問題ないのですが、コストカットのためなのか消費者が分からないと思ってか、内容量をそのままとしている青汁も少なくないので注意が必要です。
使用する部位の違い
「皮やヘタなど繊維を含めるか」「取り除くか」という違いによって、粉っぽさは変わってきます。
商品パッケージから判断することは難しいのが残念なところです。繊維には食物繊維を摂れるので、栄養素は高くなりますが、デメリットとして粉っぽくなってしまいます。
粉っぽさが苦手なら「缶や紙パックの青汁」
「粉っぽい青汁」の説明をしてきましたが、当然「粉末青汁」に関することです。青汁には、缶や紙パックのタイプもあります。粉末青汁のようにかき混ぜる手間もなく、粉っぽさはありません。喉ごしの良さが粉末青汁と違うので、美味しい青汁が多いです。デメリットとして、割高な青汁が多いと感じます。
森永のおいしい青汁は、12パックが1000円で買えるのでパックの青汁としてはかなりお買い得と言えます。
参考森永製菓「おいしい青汁」は本当に美味しい?家族で飲み比べた感想