青汁は『青汁原料』をしぼったエキスを元に作られます。
『青汁原料』の種類が、味や効果に大きな影響を与えるため、効果を実感するには「青汁原料選び」がとても大切です。
「どんな青汁原料を選べば良いか分からない」
そんな人のために、青汁原料の効果や特徴を比較して紹介していきます。
目次
青汁原料の種類
5種類の代表的な青汁原料
青汁原料の定番は、次の5種類です。国内の9割近くの青汁は、これらの青汁原料によって作られています。
- ケール
- 大麦若葉
- 明日葉
- 桑の葉
- クマザサ
その他の青汁原料
- スピルリナ
- 長命草(ボタンボウフウ)
- ブロッコリー
- モロヘイヤ
- ゴーヤ
『青汁原料』による効果の違い
青汁原料は、100種類以上の植物から選定されたエリート素材です。効果の高い素材が選ばれているので、青汁の効果が高いのは当然とも言えます。栄養価の高さは、スーパーで売っている野菜の何倍もの栄養価があるため、コップ1杯で大量の野菜の代わりになるわけです。
原料の種類によって、栄養価の特徴には大きな違いがあるので違いを見ていきましょう。
ケール
元祖青汁として親しまれてきたのが「ケール青汁」です。
野菜の王様と呼ばれ、栄養価の高さには定評があります。ただし「青汁は苦くてまずいもの」というイメージがついてしまったのもケールによる影響が大きいでしょう。最近のケール青汁は飲みやすいものも出てきましたが、多くのケール青汁が青臭くて飲みにくい傾向にあります。
大麦若葉(おおむぎわかば)
最近ではケールを抜いて1番人気のある原料が「大麦若葉」です。ケールに劣らない栄養価と、飲みやすさから人気が出てきました。栽培もしやすくコストも高くないため、コスパの良い青汁として、多くのメーカーから販売されています。単体で使われることも多いですし、ブレンドされることも多いです。最近は大麦若葉が入ってない青汁の方が少ないほど、メーカーからも人気の青汁原料です。
明日葉(あしたば)
八丈島では古くから健康食材として親しまれており、長寿の秘訣だといわれる「明日葉」。
ケールとは違った苦味があり、最も飲みづらい青汁といえるかもしれません。栄養や健康力の高さは確かですが、メイン原料としては苦味、渋みがかなり強烈なので、初めての青汁としてはあまりおすすめできません。
桑の葉(くわのは)
「桑の葉」はクセも少なく、比較的飲みやすいのが特徴です。価格はやや高い傾向にあります。
桑の葉からとれるDNJという成分にダイエット効果が期待できると一時期話題になりましたが、口コミによるとかなり個人差が大きいようです。近年は、アミノ酸などに注目が集まっていて、男性に人気の青汁原料になっています。
クマザサ
「クマザサ」は、非常にクセがないため、フルーツ青汁や酵素ドリンクなどに主に使われています。クマザサ多糖体の老廃物の排出効果があるため、ダイエット目的の青汁にも使われる要因になっています。
女性には「大麦若葉」、男性には「桑の葉」がオススメ
男性に「桑の葉」がオススメ
桑の葉には、男性に不足しがちで、疲労回復にも効果的なアミノ酸が豊富。特に仕事疲れを実感している男性にオススメです。
女性には「大麦若葉」がオススメ
大麦若葉は、月経で消費する鉄が豊富。スッキリした味わいやSOD酵素による肌荒れ改善効果も女性に人気です。
飲みにくい「ケール」と「明日葉」
ケール、明日葉は栄養価の高さでは、評価できますが、味が苦いので、飲みやすさを考えると1ランク劣ります。
「青汁は不味くて飲み続けられない」ことを避けたいのであれば、「ケール」と「明日葉」はオススメ出来ません。