青汁の効果 青汁役立ちコラム

【青汁の副作用】危険性、飲み過ぎの問題点を詳しく解説

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青汁には様々な効果が認められていますが、十分な知識なしに飲むと身体に悪影響を与える危険性もあります。

青汁を毎日飲む前に、次の点には気をつける必要があります。詳しく解説していきます。

  • 特別な条件に当てはまる人
  • 飲み過ぎによる副作用

青汁の危険性

青汁は健康飲料なので、飲んで身体に害があるものではありません。普段から食べるものに注意してる人は、次の条件に当てはまらないか、注意が必要になります。

  • 添加物の危険性
  • 青汁と飲み合わせの悪い薬を服用している人
  • 食物アレルギーのある人
  • 生後1才未満の乳児

青汁の添加物の危険性

食品添加物は、専門家の間でも意見が分かれる難しい問題です。「まったく問題ない」という意見から「一切摂ってはいけない」という意見まで様々です。

主な添加物のリスクとして、「ガン」「糖尿病」「精神障害」などが挙げられています。

青汁にも、色素、香料、甘味料などの食品添加物が含まれている商品もあります。1日1杯を1ヶ月飲んだ程度で健康被害が生じる可能性は極めて低いでしょうが、長期的に飲み続けた場合のリスクは分からない部分はあります。

添加物=危険とは断定できませんが、少ないにこしたことはありません。無添加でも効果が高く、飲みやすい青汁はあるので、心配な人は無添加な青汁を選ぶといいでしょう。私は多くの青汁を比較して飲んでいますが、毎日リピートしている青汁は無添加の青汁を飲むようにしています。

参考無添加で安全性の高い青汁の選び方

青汁と飲み合わせの悪い薬「ワーファリン (ワルファリン)」

青汁と飲み合わせの悪い薬には、心臓、脳、血管などで服用するワーファリン(血液をサラサラにする薬)があります。

しかし、青汁単体に危険性があるわけではありません。青汁に多く含まれるビタミンKが、この薬の作用を弱めてしまうため、相性が悪いのです。

このような薬を処方される場合、医師から説明を受けていて日常的に注意しているはずです。

つまり、日頃特別に食品の摂取に気を使っていない人は、青汁を飲むことも問題がないケースがほとんどです。

薬 + 健康食品で効果が高まるわけではない

※厚生労働省の「健康食品の正しい利用法」でも、ワルファリンと青汁の弊害は「薬効の激減」に繋がると指摘されています。「薬 + 健康食品で治りがもっと早くなる」と考える人がいるかもしれませんが、薬を飲んでいる人は青汁について医師に相談するべきです。

風邪薬は飲んでもOK

基本的に市販の風邪薬、頭痛薬などと青汁を一緒に飲んでも問題ありません。心配な場合は、薬剤師に相談してみましょう。

青汁の食物アレルギー

普段から、食物アレルギーを意識していない人は、特別問題になることはありません。

人によっては「肌がカサついたり」「かゆくなったり」というアレルギー反応が見られる人もいます。

青汁は商品によって、原料の種類がかなり違います。1番シンプルな原材料だと、青野菜の「大麦若葉」だけ「ケールだけ」となります。

最近は、他社との違いを出して飲みやすい青汁をつくるために、原材料の種類が増えてきました。中には数百以上の原料を売りにした青汁もあります。特にフルーツ青汁は原料の種類が多い商品がほとんどなので気をつけましょう。バナナリンゴなどの果物や、乳(乳糖)などの食物アレルギーがある人は注意が必要です。

生後1才未満の乳児に青汁は危険な理由

青汁の中には、乳児に害のある原料を含んでいるものがあります。青汁が危険なわけではなく、大人には無害でも、乳児には害のある原料があるためです。

はちみつに含まれる「ボツリヌス菌」によって、赤ちゃんが死に至った事例は有名です。※はちみつ入りの青汁は少数ですが。

原料に注意すれば、必ず青汁を飲むことが危険なわけではありません。乳児が飲むことを禁止している青汁はそれほどありません。しかし、あえてリスクをおかす必要もないのではないでしょうか。乳児のうちは、どの食物アレルギーがあるのか分かっていないことも多いのも理由の1つです。

子ども向けの青汁も発売されていますが、3才程度〜を対象にしています。

 

青汁の飲み過ぎによる副作用

一日の決められた量を守る

青汁には商品ごとに「一日の飲む目安量」がパッケージに記載されています。多くの青汁が一日1杯 を目安に飲むことを、推奨されています。

中には一日2杯を目安にしている場合もありますが「1日3杯」とした青汁は見かけたことがありません。

一日の目安量を超えることで、過剰摂取の問題がおきる可能性があります。栄養は摂れば摂っただけ効果があがるわけではありません。栄養素の中には許容量を超えると、副作用が生じるものもあるので注意が必要です。

一部「ファスティングダイエット」などで、1日に4杯を飲む特別な手法もあります。

栄養価が高すぎる過剰摂取の問題

栄養素の中には、多く摂りすぎることで、問題を引き起こすものもあります。

特に脂溶性ビタミンは、尿で排出されずに肝臓に蓄積されやすいため、過剰摂取のリスクが高い栄養素です。特に過剰摂取による副作用が強く、気をつけたいのが、ビタミンAビタミンD。過剰にとると、頭痛や肝機能の障害を起こすこともあります。

ビタミンB,Cなど水溶性ビタミンは、過剰な分は尿として排出されるため、栄養の摂り過ぎを心配することはありません。

しかし、多くの栄養素がとれる青汁ですが、ビタミンAとビタミンDの含有量は多くありません。よって、青汁の飲み過ぎによって栄養価の許容量を超えてしまう可能性はほとんどありません。

ただし、他のビタミン剤や処方薬などと併用すると許容量を超えてしまうことが考えられるので、注意しましょう。処方薬にビタミンが含まれている場合もあります。

飲む量を増やしても効果は上がらないは本当?

「飲む量を増やしても、効果が上がるわけではありません」

よく青汁の商品説明でこのような注意書きを目にします。

販売メーカーの立ち場からは、このような注意書きは当然だとは思いますが。過剰摂取で問題が起きても、メーカーは責任が持てませんからね。

私も不特定多数の方が見るこのサイトでも、うかつなことは言えませんが、かなり保守的な分量であるとは言っておきたいですね。

つまり、かなり余裕をもって設定しているということです。実際には、他の食事にプラスして青汁を飲むわけなので、どれくらいの量までOKかは、個人の食事量や種類に依存するわけです。

正直なところ、私が口内炎で「痛い、痛すぎる!!!」と困っていたときには、1日3杯くらいは青汁を飲んでいました。そのおかげとは言い切れませんが、比較的早く口内炎が治せました。

例えば口内炎には、ビタミンB系が有効です。前述のとおりビタミンB系は水溶性ビタミンなので、過剰摂取のリスクは低いです。さらに、私が飲んでいた青汁1杯では、ビタミンB2,B6の推奨量にまったく届かないと分かっていたから飲んだのであって、やみくもに飲めばいいわけではないことに変わりありません。

しかし、他のビタミンやミネラルが許容量を超えてしまう可能性は確かにあります。決められた量をこえて飲む場合は、自己責任で。

尿路結石の激痛

尿路結石は、シュウ酸というほうれん草に多く含まれる物質を摂りすぎると、石ができてしまう症状のことです。一度石ができると再発しやすいと言われています。私は青汁を飲み始める前に2回石ができてしまい、激痛に襲われた経験があります。

尿路結石ができないように気をつけている点やオススメの青汁を紹介しています。

参考尿結石を2回体験した後に飲んでいる青汁

お腹がゆるくなる

青汁の飲み過ぎによる副作用として「お腹がゆるくなる」つまり「軟便」や「下痢」の症状になることがあります。原因は様々ですが、栄養の過剰摂取というより、単純に水分の摂り過ぎやお腹の冷えが原因である可能性が高いと考えられます。

つまり、青汁だから下痢になったわけではなく、冷たい水を飲んでも同じ症状が起きた可能性が高いと言えます。

鉄分の副作用は下痢でも、青汁での心配は不要

ミネラルの一つ「鉄分」の過剰摂取による副作用として下痢の症状があります。※鉄分は適量であれば、女性にうれしい効果が期待できるので、欠かせない栄養素です。

鉄分がとても多い青汁であっても、耐用上限(越えてはいけない値)には到底およびません。最大上限量が40mgなのに対して、青汁の鉄含有量は1位の商品でさえ2.7mgです。つまり、仮に1日に10倍の量を飲んでも、上限を超えることはないのです。鉄分の過剰摂取による下痢の心配はいらないでしょう。

参考鉄分を多く含んだ青汁ランキング

 

1日青汁だけは危険?青汁の力を過信しないこと

世の中には、1日1杯の青汁だけで元気にすごされている方もいます。

「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年

著者:森 美智代

著者の森さんは、難病をわずらった末に青汁生活にたどり着いています。市販の青汁ではなく、自分で野菜から青汁をつくって飲まれているので、野菜の量も全然ちがいます。よって、一般の方が表面だけ真似すると、却って健康を害する危険があります。

青汁の栄養価が高いといっても、企業が販売している青汁1杯で1日に必要な栄養は補えません。普段の食生活で足りない野菜や栄養素を補う目的で、飲むことを想定して作られています。

短期的な断食などはともかく、継続的に青汁だけの生活を送るにはリスクがあります。

 

まとめ

  • メーカーの目安量(多くが一日1杯)を守る限り、青汁の副作用を心配する必要はない
  • 一部の例外をのぞいて、薬との飲み合わせも問題ない
  • 新しく処方薬をもらう場合は、青汁との飲み合わせを医師に確認する
  • サプリメント、ビタミン剤との併用は、栄養素の超過に気をつける

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