粉末青汁で有名な「山本漢方」の粒タイプ『大麦若葉 青汁粒100%』
原料、栄養成分の分析や粉末と粒タイプの違いについて、解説していきます。
目次
山本漢方「大麦若葉 青汁粒100%」の製品情報
主原料 | 大麦若葉 |
内容量 | 70g (250mg x 280粒) |
1日の摂取量 | 1日12〜15粒を目安 |
種類 | 粒タイプ |
販売者 | 山本漢方製薬 |
「大麦若葉 青汁粒100%」は、名前のとおり大麦若葉を主原料にした粒タイプの青汁です。
内容量は280粒とかなり量が多く感じるかもしれませんが、粒タイプとしては平均的な量です。1日15粒飲むと18日ほどでなくなります。
類似商品
山本漢方のサプリメント部門では、人気第1位の商品です。
大麦若葉の他の青汁では、桑の葉粒が3位、ケールの葉粒が4位となっています。粉末でもそうですが、大麦若葉の人気の高さがうかがい知れます。
原材料と栄養成分表
原材料は添加物入り!?
大麦若葉粒100%の原材料を確認してみましょう。
青汁の原料 | 大麦若葉粉末 |
添加物 | 乳糖(乳由来)、結晶セルロース、グリセリン脂肪酸エステル、二酸化ケイ素 |
100%という名前がついていたので、てっきり大麦若葉のみで作られているだと思いましたが、そうではありませんでした。
乳糖や結晶セルロースといったものは、賦形剤(ふけいざい)と呼ばれるものです。通常は粒として固めるために欠かせないものです。山本漢方の青汁は、添加物なしの青野菜のみを使った青汁が売りであると思うのですが残念です。
確かに粒にセルロースなどを使って固めることは割と普通ですが、企業努力でその壁を乗り越えようとしている青汁もあります。
まあ、その分製造コストは上がっているので、価格も安いとは言えませんが。
栄養成分は粉末に劣る?
12粒あたりの栄養成分は次の通りです。
粉末タイプに比べると栄養価は劣るようです。また吸収率も粉末に比べると落ちるので、12粒では少し物足りないかもしれません。
栄養成分名 | 12粒あたりの値 |
---|---|
カロリー | 9kcal |
タンパク質 | 0.72g |
糖質 | 0.66g |
食物繊維 | 1.12g |
ビタミンK | 78μg |
カルシウム | 6.9mg |
価格はAmazonでの購入が1番安い
公式サイト | Amazon | |
---|---|---|
価格 | 1,944円 | 874円 |
送料 | 無料 | 350円 |
内容量 | 280粒 | 280粒 |
割引 | - | 720円 |
1杯あたり | 円 | 円 |
返金保証 | お届けから8日以内に返品可能 送料は購入者負担 | なし |
公式サイトとAmazonの価格を比較すると、Amazonの方が割安です。
ただし、公式サイトでは返品も可能なようです。「返品前に一度電話をするように」との記載がありました。ですが、1度しか公式サイトに電話をかけたことはありませんが、あまり良い対応だとは思えませんでした。
口コミ、ネットの評判は?
ネット上の口コミを好意的な意見と否定的な意見、両方を確認してみましょう。口コミの後のコメントは私の見解です。
ポジティブな口コミ
効いてるかはわからないけど、価格が安いのはいいかも。
飲むのが面倒だけど、これからも飲もうと思う。なんとなく調子は良くなっていそう。
効果はすぐに分かるものではないので、なかなかこれだけの口コミでは効果を判断するのは難しいかもしれませんね。
ただ、たしかに品質の良い青汁に当たると頭痛がなくなったり、風邪を引かなくなったりするんですよね。
ネガティブな口コミ
試供品が届かなかったので問い合わせたところ、担当者の態度が悪かった。最初から自分たちのミスの可能性を疑わずに、こちらや配達員側のミスにばかり注意がいく始末。『安かろ悪かろう』だと思います。売れてるからといって、すこし調子にのってそう。
背景がよく分からない面もありますが、。私も添加物について問い合わせをしてみました。
すると「ん?おっしゃる意味がわからないのですが?」言葉遣いは丁寧ではあるのですが、小馬鹿にされたような対応でした。
他の企業がフリーダイヤルであるところ、山本漢方は問い合わせ側の負担です。いくつか青汁の成分などについて企業に問い合わせることがあるのですが、このような対応は初めてだったので少し驚きました。
まあ、普通は問い合わせをする機会はほとんどないので、通常は問題ないとは思います。
山本漢方「大麦若葉青汁粒 100%」の良い点
価格が安い
やはり何と言っても、価格が安いのが最大の特徴といえます。
ただ、最初に280粒と見たときはすごい大容量と思いましたが、冷静に考えると18日分しかないとないんですよね。
1日あたりのコスパは、粉末タイプと比べても全然よくはないです。
手軽に飲みやすい
粒タイプは、価格面というより利便性でメリットがあるといえます。また、ドリンクタイプの味や匂いが苦手な人でも、粒なら飲めるという人もいると思います。
ただし、これは山本漢方の青汁粒に限らず、粒タイプの青汁全般に言えるメリットですね。
山本漢方「大麦若葉青汁粒 100%」の悪い点
1日15錠は多すぎる
1日の摂取目安は12粒〜15粒となっています。「良い点で手軽に飲める」と書いたのですが、実は1日15粒を実際に飲もうとすると結構大変です。しっかり数えるのも面倒になってきますし。
原料に添加物を使用
「青汁粒100%と言っておきながら100%ではないの?」と思ってしまいました。野菜は大麦若葉だけですよ、の意味なんですかね。
原料の項目で説明しましたが、粒を形づくるために添加物を使っています。添加物を使用するデメリットは、安全性に対して疑問が出る点が1つ。たまに飲むくらいの医薬品であれば許容できますが、青汁粒のように毎日飲むものはなるべく安全・安心なものにしたいところです。
健康のために飲んでいるのに、余計身体を悪くしたのでは意味がありません。
大麦若葉の産地は中国産
これも添加物と同じで、半分は気持ちの問題かもしれません。確かに国産の方が優れていて、中国産が問題があるとも言い切れませんが・・・。
コストは国産と中国産ではまるで違いますからね。お金と安心どちらを選ぶかという問題でしょうか。
産地については、粒タイプに限った話でなく山本漢方の青汁はすべて中国産の青汁を使用しています。
カスタマーセンターの対応がイマイチ
Amazonなどで一度切りの購入をする場合は、ほとんど問題はないと思います。そもそも電話をかける機会も少ないと思います。
定期便を使うと解約や返品などで電話をかける機会も出てきます。電話代が有料なのは少し気になるところです。
総合評価
山本漢方の青汁は価格が安いので、すべて買い揃えてきました。
ですが、その後いろいろな青汁を知るにつれて疑問もでてきました。個人差もあるでしょうが、お腹の調子が悪く下痢気味になってしまったのも大きいですが。
最近は、私はステラの贅沢青汁を飲むようにしています。1日3粒目安なので、飲み忘れることもなく続けることができます。
確かに価格は山本漢方の方が安いですが、一度検討されてみてはいかがでしょうか。