リプサのケール粒は、名前のとおりケールを原料にした錠剤タイプの青汁です。
Amazonで1000円という低価格で売られていたので、購入を検討して色々と調べてみました。
原料や栄養成分に注目して、購入に値する青汁であるか評価していきたいと思います。
目次
リプサ「ケール粒」の製品情報
主原料 | ケール |
内容量 | 約90日分 250mg x 360粒 |
1日の摂取目安 | 1日4粒を目安 |
種類 | 錠剤(粒)タイプ |
販売元 | リプサ |
リプサの「ケール粒」は、360粒の大容量で90日分の量になります。
リプサの青汁商品
リプサでは、ケール粒の他にも多くの青汁を取り扱っています。錠剤タイプに限っても、次のような種類があるようです。
- ケールカプセル(ケール)
- 青汁粒(大麦若葉 + ケール)
- 大麦若葉粒(大麦若葉)
- 純モロヘイヤ(モロヘイヤ)
特に「ケールカプセル」は、「ケール粒」と何が違うのかわかりづらいです。錠剤とカプセルの違いと原料に多少差がありました。今回は、一番安かった「ケール粒」に絞って評価していきます。
販売元のリプサはどんな会社?
錠剤の青汁の飲みやすさ
ケール粒は錠剤タイプなので、粉末に比べて飲みやすのがメリットと言えます。粉末の青汁と違って、水と一緒に手軽に飲むことができます。
ケール粒の飲み方と回数は?
青汁は薬ではなく食品なので、メーカーが飲む回数を指定することはできません。
あくまで目安ですが、ケール粒は1日4粒飲むことを推奨しています。
飲む時間帯も決まりはありません。
ですが、忘れないように飲み続けるためには決まった時間に飲むようにするといいでしょう。食事と併せて飲むと習慣づけられるのでオススメです。ケールに含まれる食物繊維は、食事の前後に飲むことでダイエットサポートの効果も期待できます。そのことからも食事と一緒にケール粒を飲むと効果を期待できます。
昼間仕事している人は、無理に昼食で飲まなくても、朝と夜に2錠ずつ飲めばいいでしょう。
ケール粒の原材料
ケール粒の原材料は次の通りです。
原材料 | ケール末、デキストリン、乳糖、ショ糖脂肪酸エステル |
「青汁の原料」と「添加物」に分けて解説していきます。
青汁の原料 | ケール末 |
添加物 | デキストリン、乳糖、ショ糖脂肪酸エステル |
青汁の原料
ケール末
青汁の原料には、ケール末が使われています。リプサの公式サイトによると「無農薬」と記載があります。
なぜかAmazonのサイトにのみ「国産」と説明がありました。
パッケージは非常にシンプルですが、いかんせん公式サイトに情報が少なすぎます。
失礼ながら、本当に無農薬で国産なのか心配になってしまいます。ケール末は全体1000mgのうち、720mg入れられています。
つまり、錠剤の7割しかケールが入っていなくて、残り3割は添加物になります。錠剤をきれいに形作るためには仕方ない気もしますが、価格が安いのには理由があるような気もしてしまいます。
添加物
ケール以外の原料が3つ使われているので、それぞれ解説をしていきます。原料は配合量が多い順番に表記されています。
1. デキストリン
デキストリンは、エキスを粒として形作る結着剤として使用されます。
粉末の青汁では、粉を水に溶けやすくする目的で使われます。錠剤の青汁を作る上では、ある程度やむを得ない添加物です。
似たような名前に「難消化性デキストリン」がありますが、こちらは「栄養強化」目的入れるので、用途が異なる成分です。
参考難消化性デキストリンは危険?身体に良い?【青汁の添加物】
2. 乳糖
乳糖は、甘味料として用いられることもありますが、錠剤では通常、錠剤として固める目的で使う定番の添加物です。有効成分が少ない場合に、賦形剤(ふけいざい)として、量のカサ増しに使われることもあります。
乳糖の甘味は牛乳に近い?
3. ショ糖脂肪酸エステル
「ショ糖脂肪酸エステル」は、「糖」とついてるので、甘味料のように思われるかもしれませんが、甘味目的で使うものではありません。
滑沢剤(かったくざい)という種類の添加剤で、錠剤の型から抜き取りやすくしたり、つやを出して食感を改善する目的で使用します。
ケール粒の栄養成分
栄養成分名 | 1日量(4粒あたりの値) |
---|---|
カロリー | 3.54kcal |
タンパク質 | 0.15g |
脂質 | 0.03g |
炭水化物 | 0.57g |
食物繊維 | 0.96g |
ナトリウム | 3.32mg |
ケール粒の栄養成分は、正直なところ注目すべき値がありません。ケールの粉末を使っている割には、栄養価が決して高くありません。原料の項目で解説したように、ケール末は、錠剤の7割しか入っていないことが影響しているかもしれません。
食物繊維が0.96gとそこそこの栄養価ですが、その他に野菜不足を補えるような値が見当たりません。
ケール粒の価格を比較!
リプサの「ケール粒」を取り扱っているのは、リプサ本店とAmazonになるようです。価格を比較してみました。
リプサ本店 | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
価格 | 1,000円 | 1,000円 | 販売なし |
送料 | 500円 | 関東は無料 | - |
内容量 | 90日分 360粒 | 90日分 360粒 | - |
楽天での販売は?
リプサ本店とAmazonでは、本体価格はどちらも1,000円で同じです。ただし、送料がリプサ本店では500円かかります。
一方、Amazonは関東は送料無料で、それ以外の地域がいくらになるのか分かりません。500円以上はしないと思うので、Amazonで買うのがお得だと思います。
返金保障の有無
返金保証には対応していません。
ケール粒の口コミ、ネットの評判は?
ケール粒の口コミは、数が非常に少なかったですが、ブログを探して信憑性のありそうな内容を掲載させてもらいます。口コミの後のコメントは私の見解です。
ポジティブな口コミ
確かに錠剤はドリンクより飲みやすくて良いですよね。
ネガティブな口コミ
とあるブログより参照させてもらいました。かなり辛口な意見ですが、少し気持ちはわかります。効果については、気のせいだとは思いますが、さすがに身体に悪いものは、いれていないはずですからね。
リプサ「ケール粒」の総合評価
リプサ「ケール粒」の1番のメリットは、価格の安さにあると思います。
栄養価はおせじにも高いとは言えません。錠剤に添加物が欠かせないのは分かりますが、添加物が3割も占めていると栄養価が相対的に下がるのも当然でしょう。
ケール末の方が添加物に比べて当然コストは高いので、そのおかげでこのような低価格が実現できているとも考えられます。価格を重視するか効果を重視するかは、人それぞれですが、私は検討した結果、ケール粒の購入は見送ることにしました。
検討した結果、元薬剤師の方がこだわりぬいて生まれた「ステラの贅沢青汁」を飲んでいます。同じケールの錠剤ですが、添加物を使わずに青野菜の栄養価が濃縮された青汁です。内容量こそケール粒には劣りますが、980円で買えます。野菜不足を本気で解消したいなら、こちらの方がおすすめですね。