10種類以上の青汁を販売するヤクルトの中でも、人気が高い「青汁のめぐり」。
2018年現在、Amazonではベストセラーの青汁になっています。しかし、売れている青汁が効果が高くて良い青汁とは限りません。
青汁のめぐりに含まれる成分に注目して、効果や特徴、飲みやすさについて解説していきます。
目次
ヤクルト「青汁のめぐり」の効果
商品情報
- 製造元:ヤクルトヘルスフーズ
- 主原料:大麦若葉エキス末
- 内容量:1ヶ月分 (7.5g x 30袋)
- 種類 :水に溶かす粉末タイプ
効果
- ダイエット:
- 健康:
- 便秘:
- 美容:
豊富な食物繊維とガラクトオリゴ糖による便秘対策は、一定の効果が期待できるでしょう。ただし、糖質が多いためダイエットには向いていません。
原材料
- 大麦若葉 エキス末(デキストリン、大麦若葉エキス)
- ガラクトオリゴ糖
- 水溶性食物繊維
- デキストリン
主な原材料は大麦若葉エキス末が使用されています。
ガラクトオリゴ糖と水溶性食物繊維が配合されているのが特徴です。どちらも胃で消化されずに腸まで届く成分なので、腸内細菌の活動を活発にする効果があります。デキストリンは、青汁の粉末を水に溶けやすくする効果があります。
栄養成分 (1包あたり)
中でもカリウムの高さが際立っていて、当サイトのカリウムランキングで上位に入っています。カリウムには塩分の摂り過ぎや、むくみが気になる人に効果的な栄養素です。
エネルギー | 22.5kcal |
タンパク質 | 0.5g |
脂質 | 0.1g |
糖質 | 4.9g |
食物繊維 | 1.55g |
ナトリウム | 17.25mg |
カルシウム | 8mg |
カリウム | 138mg |
メリット・デメリット
良い点
粉末がとてもきれいな緑色をしています。初めて見たときは、目が覚めるようなグリーンなので、少し見とれてしまうほどでした。未だに他の青汁の後に見ると少し見入ってしまいます。
水と混ぜた後の見た目もきれいなので、飲みやすさに影響を与えるかもしれません。
オリゴ糖や食物繊維が豊富なので、便秘の改善効果が期待できます。便が柔らかくなる性質があるので、下痢気味の人には、オススメできません。
食物繊維の他に注目すべきは、カリウムの豊富さです。カリウムには血圧を下げる効果があります。特に塩分やお酒を摂りすぎている人は、積極的にとりたいミネラルです。
イマイチな点
少し気になるのが糖質の多さです。青汁の平均からすると糖質がかなり傾向にあります。それでも普通のジュースや野菜ジュースに比べればかなり少ないので、そこまで気にするレベルではありません。
ですが、糖質制限ダイエットなどをしている人には、他の低糖質な青汁をオススメします。
青汁のめぐりは、1包あたりの粉末量が多いのが特徴です。ですが、ガラクトオリゴ糖と食物繊維やデキストリンが含まれているため、大麦若葉がものすごく多いわけでもないようです。よって、ビタミンやミネラルはそれほど高い栄養価ではありません。
飲みやすさ【実際に飲んだ感想】
溶けやすさ「粉末はあっという間に水に溶ける」
めぐりの青汁は粉末量が通常より多いにもかかわらず、かなり水に溶けやすいです。「デキストリン」を配合することで、水に溶けやすくなっています。きれいなグリーンなのも特徴です。
甘さ「クセのある甘さ」
オリゴ糖が配合されていて、かなり甘い味です。1杯あたり糖質3.5g〜6gなので、角砂糖1個分に相当します。
乳酸飲料の「ヤクルト」やフルーツ青汁ほどではありませんが、他の青汁に比べるとかなり甘いです。お湯で飲むと少し甘さが気になるので、冷えた水や冷たい牛乳と飲むのが良いでしょう。
苦さ「苦くはないけど、青臭い」
苦さはほとんどありません。しかし、飲んだ数秒後、遅れて微妙な青臭さが口に広がります。
飲みやすいと定評のある大麦若葉ですが、品種や製造方法によって味が変わるものです。飲んだ後に口臭が残るのがしばらく気になります。
価格
Amazonなどの実売価格は、なかなか安い部類になりますね。
- 実売価格:1,391円
- 1杯あたり:48円
※価格は時期によって変動します。
まとめ
- 青汁の色がとても鮮やかなグリーンで、食欲をそそる
- やや後味の苦味が気になる人もいるかもしれない
- 糖質は低くないので、ダイエットには不向き
- お湯より冷水の方が、おいしく飲めそう
青汁のめぐりは、正直なところ飛び抜けた栄養成分があるわけではありません。
ベストセラーになっているのは、ヤクルトの知名度による部分が大きいのでしょうか。甘い青汁が好きな人には良いかもしれません。
一方、ダイエットや健康などはっきりした目的を持っている人には、別の青汁を検討してみてもいいかもしれません。